東京ディズニーシーにある「リストランテ・ディ・カナレット」のバックグラウンドストーリーをなぞりながら、現実世界を巡る「リストランテ・ディ・カナレットから広がる世界」をD*MANIAに寄稿しました。

【TDS】ジェラトーニはなぜ絵描き? 人気レストラン「リストランテ・ディ・カナレット」のカナレットは実在した画家だった
http://ure.pia.co.jp/articles/-/26871 
「リストランテ・ディ・カナレット」のカナレットは実在する画家…というのが、リストランテ・ディ・カナレットのバックグラウンドストーリーと言われているのですが、ザンビーニ・ブラザーズ・リストランテはザンビーニ・ブラザーズが経営するお店で、ネプチューンの名倉さんがステーキなぐらを経営しているのと同じくらい、リストランテ・ディ・カナレットはカナレットにまつわるお店なんだろうっていうのは、来店したことがある方なら察しがつくと思います。
カナレットの自画像飾ってありますし。

ということで、おい!磯野!そんなことより「カナレット」の話しようぜ!!!

カナレットはね、カナルっていうんだ本当はね。だけど(お父さんも画家だったからカナルって名乗れなくて)小さいから自分のことカナレット(小さいカナル)呼ぶんだよ。…さっちゃんかよッ!
しかもカナレットの甥っ子も画家で、その甥っ子もカナレットって呼ばれて活動していた時期があるから、カナルでもカナレットでもややこしいっていう、ジョジョみたいなお家です。
 
そんなカナレットなんですけど、都市を描いた風景画がお上手なんですね。
どんな風かと言われたら、「ヤバイ、まじヤバイ」
お父さんが看板画家だったから、絵を描く環境で育ったというのもあると思うのですが、カナレットの絵を描く手法の特徴として「トレス」があげられます。
ピンホールカメラみたいな機械を使って、風景をトレスして下絵を描いていたそうなんです。
で、そのトレスに使われていた機械が「カメラ・オブスキュラ」というのですが、恵まれていることにそれが東京ディズニーシーに設置されているんです。
「なにそれ!超楽しいじゃん!」ってなるじゃないですか。
そんな話はこの辺りに書いてあります http://ure.pia.co.jp/articles/-/26871?page=2 

カナレットは、ヴェネツィア生まれ、修行はローマ、顧客がいたのがイギリス、晩年はヴェネツィアに隠居…と各地に住んでいたんですけど、ヴェネツィアに住んでいた時の2つの家が現在ホテルとして稼働しているんです。
ホームページがイタリア語なので、まぁ読めないんですけどね。
どちらもヴェネツィアにある有名な観光地サンマルコ広場の近くにあって、生まれた家は街の方、隠居後の家(推測、だってイタリア語読めないから)はサンマルコ広場に隣接しています。
故郷に錦を飾る感じでしょうか。生まれた家ホテル×3くらいの値段で隠居後の家ホテルに泊まれます。
そりゃテンション上がるな!!
って話はこの辺りに書いてあります http://ure.pia.co.jp/articles/-/26871?page=3

ローマ、イギリス時代も長かったのですが、やはりヴェネツィアで描かれた作品が多く残っているので、ヴェネツィアの家ホテルに泊まると楽しいだろうなっていうのはあるのですが、どうせ行くならカナレットの絵を勉強してから行ったほうが、旅行は楽しくなりますし、現地にいけばカナレットの絵も残されているので楽しいなっていうのはあるんですが、そもそもヴェネツィアに行くお金はないですし、手近ですませられないですかね…え!日本でカナレットの絵が飾られている美術館があるんですか?1つだけ?どこの地方なんです?え!東京!?
そりゃありがたい!
って話はこの辺りに書いてあります http://ure.pia.co.jp/articles/-/26871?page=4

で、そんなカナレットの名前がついたお店が東京ディズニーシーのパレッツォカナルという場所にあるのですが、そこの場所で2014年6月にジェラトーニっていうダッフィーのお友達が生まれたんですよ。
壁にダッフィーとジェラトーニの絵が書かれて、小道具が置かれて、静かなパレッツォカナルの急な変化に、東京ディズニーシーを愛するお友達は「怒りを込めてたたくのでした」。
でもそんなに怒ることないんじゃないのかな…
っていうのをふわっとこの辺りに書いてあります http://ure.pia.co.jp/articles/-/26871?page=5

テラス席でレジェンドオブミシカを聞きながら、食べる少し遅いランチ。ショーが終わると激しい人の流れが生まれて、そのうちにゴンドラも動き出して…そういうのが幸せだったりしたんですけどね。しばらくはデイハーバーショーは公演されないようで、残念です。

こんなことを書いていたら、カナレット飯が食べたくなってしまったので近々いってきます\(^o^)/